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浜松市の中村家に伝わる伝承

ご連絡概要(2016年2月16日)

中村家に伝わる伝承に、同家の27代源左衛門亀季の時、伊能忠敬が蝦夷地の測量を終えた後、幕府から東海道測量の許しを得、享和元年(1801)浜名湖北辺の測量を行う為に援助を求めて当家に立ち寄ったので、当家の源左衛門は分家の善左衛門を忠敬の案内に立てゝこれを援助した
という記事がみえます。ただ残念ながら現在この出典は明らかではありません。以上御報らせ迄、御参考になれば幸い。

伊能忠敬e史料館のコメント

中村源左衛門及び中村善左衛門さま、
確かに測量日記にしたためられております。
第五次(畿内・中国沿海)測量に於いて、
文化2(1805)年、3月19日です。
「中食宇布見村、中村善左衛門也。本家源左衛門は大家なり。
結城中納言出生の家にて胞衣を納し所なり」

結城中納言と言えば、結城 秀康、
つまり、家康の次男.。秀康の母親は家康の側室の於万の方。中村氏は宇布見村にてはじめ今川氏、ついで徳川家に仕え同地代官や浜名湖周辺の船・兵

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