4次 測量日記第7巻享和3年8月9日(1803年9月24日)
宿泊地 梶屋敷宿
現在地:
新潟県 糸魚川市
天体観測: なし
特記事項
休 糸魚川町 助左衛門
忠敬、昨夜より持病の痰発る。本街道を行て姫川を渡り見るに、流は早けれど小河にて測量も易ければ、流れに沿て海際へ行見れば、漸十間余にして、それ程の急流にもあらざれば、測量の者を呼びて易く渡しぬ。仍て問屋八右衛門並、宿役人を呼、今日海辺測量先姫川渡し儀、手軽に相済候所、甚大総に申立て、測量御用差障不徳の段、相不当申聞候所、八右衛門は勿論、一同一言も無之旨申候。
忠敬、昨夜より持病の痰発る。本街道を行て姫川を渡り見るに、流は早けれど小河にて測量も易ければ、流れに沿て海際へ行見れば、漸十間余にして、それ程の急流にもあらざれば、測量の者を呼びて易く渡しぬ。仍て問屋八右衛門並、宿役人を呼、今日海辺測量先姫川渡し儀、手軽に相済候所、甚大総に申立て、測量御用差障不徳の段、相不当申聞候所、八右衛門は勿論、一同一言も無之旨申候。
人物一覧
宿舎 弥右衛門
休 糸魚川町 助左衛門
出迎え 町年寄 助左衛門
呼出叱責 問屋 八右衛門