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全新着情報一覧

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2024年2月5日日本のかたちを描く

 2月5日から領土・主権展示館(内閣府)で「日本のかたちを描く」企画展示が行われています。
 イノペドアをつくる会として、故渡辺さんが収集された「伊能英国小図」、英国海軍水路部「海図2347号」および渡辺さんの記載資料を提供しました。
 副題「地図・海図編纂にみる領土・海洋認識の変遷」として日本海の島々(竹島、松島)に焦点があてられています。残念ながら伊能図にはこれらの島は描かれていません。
 対馬から朝鮮半島の山々への方位線は描かれており後方交会法で測量されたことを示しており、最古の実測データと推測しています。

2023年12月31日天体観測データベース記者発表およびweb公開

2023.11.24 富岡八幡宮に於いて記者発表を行いました。
 当日は戸村から故渡辺一郎さんのweb公開の目的や意義、今回の天体観測DB公開までの経緯、本天体観測DBの概要の説明を行い、横溝からDBシステムの特徴を実演を交えながら説明。質疑応答が行われ17時前に終了。

2019年6月17日富士山の方位測量(本土最南端)於三重 志摩 国府海岸

 今は214年前の昔、1805年6月17日(文化二年五月二十日)、伊能忠敬を隊長とする伊能忠敬測量隊は、朝六ッ頃、三重県志摩市阿児町国府の海岸に出て富士山の方位を測った。結果は「丑二五分五〇秒~丑二六分 55.5度)だった。
 写真は17日の朝、同じ場所から協力者が撮影したもの。ここからの富士山の方位測量は、伊能測量において本土最南遠端であった。富士山までは約204km の距離です。

 このような様々の地点から直接的に見通せるランドマークに対する方位や、宿泊地から恒星の高度を測り緯度を決定し、正確な地図が制作できました。

2018年8月18日伊能忠敬没後200年記念新聞特集記事

 毎日新聞、高知新聞で毎月1回、特集記事が掲載されています。

没後200年・伊能忠敬を歩く(毎日)
 5月から毎月記念特集が掲載されています。

●伊能図を巡る-土佐の村々 今昔(高知)
 5月から毎月記念特集が掲載されています。高知新聞は記者がロードサイクル(初心者)で測量隊のルートを辿りながら取材しています。(本記事はwebサイトでは見られなくなりました)

2016年6月22日1次測量蝦夷地上陸地点に伊能忠敬の銅像建立が地元の町議会で条例制定

 伊能忠敬の蝦夷地測量は、当初の計画では三厩から箱館に上陸する予定あったが、東風(ヤマセ風)に阻まれて、9日間も足止めとなった。
 その後、漸く三厩を出港したにも関わらず海上でまたまた風に翻弄され、やむなく松前領吉岡(現北海道福島町)に着岸できた(寛政12年5月19日<西暦1800.7.10>)。
 北海道松前郡福島町の町議会は、このことを重く受け止め、伊能忠敬没後200年に当たる2018年、忠敬の銅像を建立することとし「町伊能忠敬北海道測量記念碑建設基金条例案」を6月21日に可決。
 基金は趣旨に賛同する全国各地の人から寄付金を募るとのこと。

2016年6月9日台命を蒙り蝦夷地に下向

 寛政十二庚申年 閏四月十九日、即ち、今から216年前の西暦1800年6月11日五ッ前(午前8時前)、55歳の伊能忠敬は、建前は蝦夷地の地図を作成でした。しかし本音は地球の大きさを計算するための基礎データである子午線1度の地表の長さを求めるため、江戸深川黒江町の隠宅を出立しました。その時の心境は測量日記の冒頭で「台命を蒙り…」と意気軒高でした。
測量日記冒頭
 一方、その110年前に同じ深川から忠敬より10歳も若い46歳の松尾芭蕉も奥羽行脚に出立しましたが、その心境は忠敬とは異なり、「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也…。古人も多く旅に死せるあり。」と、悲壮感漂うものでした。
 これは、理系の忠敬と文系の芭蕉との旅立ちに当たっての立ち位置の違いなのかもしれません。

2016年2月15日伊能測量に係わった方々のデータベースを公開

 忠敬没後200年祭記念・伊能測量関係者交流顕彰発表会 (仮称) の開催に向け、伊能測量に係わった方々からの埋もれていた情報を収集して、没後200年記念史料集に纏める活動を始めたことがプレスリリース(共同通信)されました。伊能測量に係わった方々(延べ12,000人)のデータベース検索、伊能測量旅程・人物全覧を公開しました。

2014年8月18日最終版伊能小図蝦夷地の新発見

 国立公文書館で間宮関係の蝦夷図を詮索していて美麗な最終版伊能小図を発見した…
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2014年8月18日伊能忠敬の北海道図はすべて間宮林蔵の測量だった

 伊能図北海道図を画いたデータの定説は、伊能忠敬が行った北海道東南海岸測量の成果に、間宮がその他部分を補足して北海道図が完成されたというのが定説だった…
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2014年6月25日15枚目の伊能小図、都内で日の目

 伊能小図の写しが東京都内で見つかった。所有するのは東京都小金井市の…
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