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大日本沿海輿地図は、伊能個人というよりも、当時の日本人の知的好奇心の集大成…

ご連絡概要(2016年2月17日)

 伊能忠敬については、多くの日本人はこれまで固定化されたイメージを持っていたのではないかと思います。すなわち、「伊能個人の業績によって、日本人ははじめて日本国の正しい姿を知ることができたのだ」と。私もこれまで、同様の印象を持っておりました。しかしながら、私はそのような認識を改めざるを得ないのではないかと感じ始めております。
 ひょっとしたら当時の日本人の多くは、伊能のプロジェクトに共感をおぼえていたのではないか。幕閣の要人のみならず、末端の庶民にいたるまでが、伊能の志を聞き、その熱意にほだされ、「この国の本当の姿を見てみたい」と思った結果、「全国の測量」などという大事業を成しとげることができたのではないか。

伊能忠敬e史料館のコメント

忠敬さんのことは間違った話が、多く伝わっています。その代表は「すべて歩測(歩幅)した」。歩測で測量したのは1次だけです。

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